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カリミョウバン

ミョウバンとはR3R1(SO4)2・12H2Oの組成式で表される3価の金属(R3)と1価の金属(R1)の硫酸塩の複塩の総称で、R3としてはAl、Fe、Crなど、R1としては、K、NH4、Naが良く知られております。
中でもカリミョウバンAlK(SO4)2・12H2OとアンモニウムミョウバンAlNH4(SO4)2・12H2Oは食品添加物に指定され、製菓膨張剤や漬け物などに広く用いられております。
当社のミョウバン類は精選された原料と最新式の連続粒状結晶装置により製造され、厳しい品質管理と生産管理による安定した品質と供給体制は市場でも高い評価を受け、食品添加物をはじめとする各種の用途に安心してご使用いただいております。

1.性質

カリミョウバンとアンモニウムミョウバンの性質は類似していますが比較すると次のとおりです

  カリミョウバン アンモニウムミョウバン
分子式及び分子量 AlK(SO4)2・12H2O=474.39 AlNH4(SO4)2・12H2O=453.34
無色正八面体の結晶、大気中では表面が風化して半透明になる。
比重/融点/比熱 比重(1.75) 融点(92.5℃) 比熱(0.3cal/g) 比重(1.64) 融点(93.5℃) 比熱(0.3cal/g)
水に溶け易く、溶解度が温度の上昇と共に急激に増加する
溶解度 温度(℃) 0 15 40 60 100 0 20 40 60 100
溶解度
(g/100gH2O)
5.4 9.2 23.0 45.5 283 4.0 14.8 28.5 51.1 210
    アルコールには溶けないがグリセリンには徐々に溶ける。
水溶液は加水分解により酸性(1%液PH=3.5)を呈し、収れん性がありタンパク質を凝固させる。
性質 加熱すると徐々に結晶水を放出し、300℃までに完全に脱水して、乾燥物(焼ミョウバン)となり、さらに強熱すると650℃付近から亜硫酸ガスが分解放出し始め、950℃附近において熱分解が完了し、硫酸カリウム(K2SO4)と酸化アルミニウム(Al2O3)になる。
図-1表-1参照
加熱すると徐々に結晶水を放出し、300℃までに完全に脱水して、乾燥物(焼アンモニウムミョウバン)となり、さらに強熱すると400℃~550℃の間に硫酸アンモニウム[(NH4)2SO4]を放出し、650℃附近から亜硫酸ガスが分解放出し始め、950℃附近において熱分解が完了し、酸化アルミニウム(Al2O3)になる。
図-1表-1参照
乾燥物(焼ミョウバン)は水に徐々に溶け、吸湿性があり、空気中の水分を吸収してAlK(SO4)2・12H2Oに戻る。 乾燥物(焼アンモニウムミョウバン)は水に徐々に溶け、吸湿性があり、空気中の水分を吸収してAlNH4(SO4)2・12H2Oに戻る。
既存化学物質
官報公示整理番号
(1)-25 および(1)-454

CAS登録番号
7784-24-9
10043-67-1
(1)-25 および(1)-400

CAS登録番号
7784-26-1
7784-25-0

※図-1 ミョウバン類の熱分解曲線

ミョウバン類の熱分解曲線

※表-1 熱分解放出成分及び温度

  カリミョウバン アンモニウムミョウバン
分子式 AlK(SO4)2・12H2O AlNH4(SO4)2・12H2O
分解放出成分及び
温度(℃)
H2O % 45.55 47.69
60~300 60~300
(NH4)2SO4 % - 14.57
- 400~550
SO3 % 25.32 26.49
650~950 650~950
1000℃における
残留成分
K2SO4 % 18.37 -
Al2O3 % 10.74 11.25

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2.製品規格

当社のミョウバンは、食品製造許可工場より生産され各種の用途に応じた製品を用意しております。
この他、ご要望事項に応じて特殊製品も生産しておりますのでご相談下さい。

※食品添加物製造許可 No.019881

  食品添加物用結晶物 食品添加物用乾燥物 高純度結晶物 公定規格
  カリミョウバン
アンモニウムミョウバン
焼ミョウバン
焼アンモニウムミョウバン
カリミョウバン
アンモニウムミョウバン
食品添加物公定書
含量 % 96.5以上 96.5以上 100~103 96.5以上
確認試験 適合すること 適合すること - 適合すること
溶状 無色、
ほとんど澄明
- 無色、
ほとんど澄明
無色、
ほとんど澄明
水不溶物 % - 0.025以下 - 2.0以下
乾燥減量 % - 5以下 - -
重金属(asPb) µg/g 10以下 10以下 5以下 40以下
鉄(Fe) % 0.007以下 0.007以下 0.002以下 0.019以下
ヒ素(As2O3) µg/g 2.0以下 2.0以下 2.0以下 4.0以下
性状 無~白色の結晶 白色粉末 白色顆粒 白色粉末 無~白色の結晶 無~白色の
結晶・粉末・顆粒
包装規格・荷姿 25kg
クラフトバッグ
25kg
クラフトバッグ
10kg
クラフトバッグ
25kg
クラフトバッグ
25kgクラフトバッグ -

クラフトバックはポリエチレン1層、クラフト紙3層。このほかフレコンバック包装などのご相談承ります。
ご要望に応じて化粧品・医薬部外品・人工宝石向けなどの特殊製品も生産しておりますのでご相談下さい。

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3.用途

  1. 食品添加物
    • 漬物、煮物
      茄子漬けには漬け込みの際、茄子に対しミョウバンを0.1~1%程度加えると、茄子は美しい青紫色に漬け上がります。これは、茄子の皮に含まれているナスニンと言われる不安定な色素が、アルミニウムイオンと錯塩を形成して色素を安定化するためで、その美しい色調を長く保つことが出来ます。
      また、栗、芋、豆、ごぼう、れんこんなど、あくの強い野菜類の煮物の場合には、煮込みの前に約0.01~0.3%のミョウバン溶液に一昼夜つけておくとあくが抜け、白く、煮くずれせず、歯切れが良くなります。その他、梅漬け、らっきょう漬けなどに使用すると、歯切れが良くなり、風味を増します。
    • 水産加工
      ゆでタコ加工の際、水洗したタコを0.1%のミョウバン水溶液に10~20分つけてからゆでると、タコ表皮のヌルヌルした粘膜が取れ、発色が均一になり、身が引き締まり、鮮度を保ちます。
      その他、くらげ、なまこ、いか、うになどの軟体水産物の加工に使用し、身の引き締めや鮮度保持に用いられます。また、缶詰にする魚貝類の煮くずれ防止や練り製品の変色防止にも広く使われています。
    • 製菓膨張剤
      ミョウバンは、水に溶けると加水分解して酸性となるので、重炭酸ナトリウムを中和させ、炭酸ガスを発生させる配合剤として、遅効性の膨張剤に使われています。
      この膨張剤(ベーキングパウダーまたはフクラシ粉)には焼ミョウバンが使用され、膨張が均一なふっくらした焼き菓子が出来ます。
    • 製麺
      ゆであげ後の麺類やはるさめを0.1%のミョウバン溶液に浸漬すると麺の腰が強くなり、煮くずれが防げます。
      また小麦粉改良材の過酸化ベンゾイルの衝撃による爆発防止のための希釈剤として使われています。
  2. 写真の定着剤
    • ミョウバンは写真フィルムの酸性硬膜定着液の硬膜剤としてハイポ(チオ硫酸ナトリウム溶液)と共に使用されています。すなわち、写真乳剤はゼラチン中にハロゲン化銀を分散させたもので、ゼラチン膜が柔らかく、傷つきやすいので、ゼラチン膜を硬化させる目的で定着液にミョウバンが添加されています。
  3. 毛皮及び皮革なめし剤
    • 毛皮や皮革をミョウバンでなめすと、白く柔らかく仕上がるため、高級毛皮やスエード革などのなめし剤として古くから使われております。また、近年では省クロムとクロム皮革の充填をよくするためクロムなめし剤と併用されています。
  4. コンクリート用混和剤
    • トンネルの覆工や補修のためのセメントの急結剤として使用されております。
      またケイ酸ソーダ系グラウト混和剤としても用いられています。
  5. その他
    • サイズ剤の定着
      高級紙用サイズ剤の定着
    • 浄水剤
      プール用水、浴場用水の浄化、セメントのあく抜き(0.05~0.1%液)
    • 人工宝石、ニューセラミックス
      アンモニウムミョウバンは熱分解すると酸化アルミニウム(Al2O3アルミナ)になるため、高純度アンモニウムミョウバンは人工宝石やニューセラミックスの原料として用いられています。
    • 医薬品、化粧品
      防腐殺菌作用、収れん作用などの効果により、止血剤、制汗剤および含嗽剤などに使われています。
    • 染色レーキ、アゾレーキおよび黄鉛などの体質顔料
    • 消臭剤
      アンモニアを消し去る中和作用により、瞬時にアンモニア臭を消し消臭を持続させます。
    • 鮮度保持
      切り花の軟弱になった細胞を引き締め水揚げをよくし、花を長持ちさせます。

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4.ダウンロード

製品のカタログ、SDSはこちらよりダウンロードしてください。(PDF形式)
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5.お問い合わせ

当製品についてのお問い合わせは下記までどうぞ。

大明化学工業株式会社 営業本部
住所 〒104-0061
東京都中央区銀座1-3-9マルイト銀座ビル9F
TEL 03-3563-2491
FAX 03-3563-2498

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